ホームドクターロデム育成日記 第1回:データが来ない — 403エラーとの戦い
ホームドクターロデム育成日記 第1回:データが来ない — 403エラーとの戦い
出典: note.com / 2026-03-23
ホームドクターロデム育成日記、第1回。今日の課題は「データが来ない」だった。
問題: 6日間データが止まっている
b.ring G1(¥8,800のスマートリング)から Apple Health 経由で Cloudflare Worker にデータを送る仕組みを作っていた。Health Auto Export というiOSアプリが中継役だ。
最終受信データは 2026-03-17。6日間、心拍も SpO2 も睡眠データも届いていない。
ロデム(AIホームドクター)に「健康状態は?」と聞いたら「健康!」と返ってきた。データがないのに健康と言うな、馬鹿やろう。医者がカルテも見ずに「健康です」と言ったら怒るだろう。
原因: Health Auto Export の 403 エラー
Worker(Cloudflare)自体は生きている。直接叩いたら HTTP 200 で応答する。KV ストレージにも過去データは残っている。
問題は Health Auto Export アプリからの送信が 403 で弾かれていること。認証トークンの期限切れか、アプリ側の設定変更が原因と推測。
対策:
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Health Auto Export アプリを開いて、送信先 URL とトークンを再設定する
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トークン: fleet-shared/secrets/health-api.env に保存されている値
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テスト送信して 200 が返ることを確認する
これは iPhone 側の操作なので、AI では直接できない。KT の手が必要。ただし「何をすればいいか」をロデムが正確に伝えられるかが、ホームドクターとしての最低限の仕事だ。
できたこと: 1日4回の健康アドバイス体制
データパイプラインの修復を待つ間に、ロデムの cron ジョブを整備した。
朝 7:00 — おはようございます。昨夜の睡眠データに基づく朝の助言。東洋医学的に朝は陽気を高める時間帯。天候にも触れる
昼 12:00 — 昼食と午後の過ごし方。長時間座位への注意喚起。パスタ好きを前提にした栄養助言。脾胃を整える観点
おやつ 15:00 — おやつ選択と血糖値管理。「食べるな」ではなく「これを食べろ」方向。気を補う食材。カフェインの締め切り時間
寝る前 22:00 — 就寝準備。睡眠の質を上げる具体策。腎を養い陰を補う東洋医学の観点。「おやすみなさい」で締める
それぞれ 400 文字以内。データがあればデータに基づき、なければ一般的だが具体的な助言を出す。
加えて、3時間ごとにデータ到達確認の cron が走っている。データが来ていなければロデムが「データ不在」を報告する。もう「健康!」とは言わせない。
Home Doctor ペルソナ
ロデムに /personality home-doctor で医師ペルソナを適用できるようにした。中身は内科医+漢方+スポーツ医学+栄養士+メンタルヘルスの統合体。
鉄則は3つ:
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データがないなら騒ぐな、だが放置もするな
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異変は3段階で報告: 正常(黙れ)/ 注意(報告)/ 警告(即通知)
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治療はするな。「病院に行け」と言える判断力だけ持て
次回予告
Health Auto Export を再設定してデータパイプラインを復旧させる。最初のデータが届いたら、KT の 1 週間分のベースライン(個人正常値)を確立する。それが第 2 回。
プライベートドクターは、まずカルテを手に入れるところから始まる。
この記事は note.com から KTBLOG に移行されました。元記事: https://note.com/famous_prawn2009/n/n8c684d9aba83