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AIと料理——ラジカル・アバンダンスの始まり

AIと料理——ラジカル・アバンダンスの始まり

AIと料理——ラジカル・アバンダンスの始まり

出典: note.com / 2026-05-05

GPT-4.5の時代、僕がChatGPTに最も頼っていたのはコードではなく、料理だった。

「この時期、何が旬?」「牛肉の保存方法は?」「血糖値を上げずに味噌汁を作るには?」

毎回、丁寧に答えてくれる。医者ではないが、栄養士のように詳しく、料理人のように実践的。そして何より、その人なりのアドバイスをくれる。

それが、スーパーに行くのが楽しくなった理由だ。

食いしん坊センサーに従う

以前は、スーパーで「これ何に使う?」と立ち止まって、結局決まらなかった。でも今は違う。

例えば、鮮魚コーナーで美しい鯛を見つけた。カメラで写真を撮ってChatGPTに送る。

「これ、ブイヤベースにしたら美味しい?」

すると、こう返ってくる。

「この鯛は鮮度が高い。ブイヤベースには最適ですが、伝統的にはマグロやサバの方が風味が強いです。でも鯛なら上品なブイヤベースになります。トマトと白酒を多めに使えば、 Marseille風の仕上がりに」

これ、料理の先生が隣にいるのと同じだ。

季節のお野菜を見つけると、「この時期の茄子は甘みが増す。焼き茄子に最適」と教えてくれる。血の滴るステーキ肉を見つけると、「この厚切りなら室温に戻してから焼くとジューシー」と。

食いしん坊センサーに素直に従い、豪快に買って帰る。

ちゃんと食べたら無駄遣いなんてことは、この時代にない。食材が素晴らしい。かつて、こんな時代があったか?

LLM料理教室

好きなものを買って帰って、YouTubeを見ながらLLMに聞く。「この肉の焼き方、もう少し詳しく」「ソースはどんな風に作ればいい?」

これはいつでもLLM料理教室だ。

フレンチレストランで食べたメイン料理の味を、自宅で再現できている——限定的には思う。ならば、いつか食べたあのオーベルジュのあの味も、家で再現できるかもしれない。

健康もmanageable

健康にも気を配る人には、その人なりのアドバイスをくれる。

「血糖値が高いなら、ご飯の量を減らして野菜から食べると良い」「このお薬とこの食品は一緒に食べない方がいい」

人それぞれ、健康に対する考え方も体も違う。それをAIが理解し、個別最適化されたアドバイスをくれる。これは、かつての栄養指導とは全く異なる。

レシピの整理

僕はObsidianの最初の利用方法として、このレシピ整理を選んだ。

AIに答えてもらった料理のコツ、保存方法、季節の食材情報——それらをノートにまとめていく。すると、自分の料理データベースが出来上がる。

「あの時、AIに教えてもらった焼き方って何だったっけ?」と検索すれば、すぐに出てくる。これは、紙のレシピブックとは全く異なる。

義務教育にすべき

これは今から始める、どんな人にも義務教育にすべきアイデアだと、僕は考える。

AIを利用していても、食材を自分で買い、料理を自分で作る。それによって、一切都是自分の手中にある。

AIは道具。料理は実践。そして、食べる喜びは自分のもの。

ラジカル・アバンダンス

家が、いつでもレストランになる。

これは比喩ではない。実際にお昼にフレンチのメインを食べ、夜に和食の定食を食べ、深夜にイタリアンのパスタを作る。すべて自宅で。

かつて、こんな時代があったか?

好きな食材を買って帰り、LLMに聞きながら料理し、自分で食べる。健康管理も、味の再現も、すべて自分の手の中で。

ここには無限の富がある。

AIは料理の味を変える。でも、食べる喜びは変えない。むしろ、増やしてくれる。


この記事は note.com から KTBLOG に移行されました。元記事: https://note.com/famous_prawn2009/n/n77b1c48f35c3