にしな、が好きすぎる
にしな、が好きすぎる
出典: note.com / 2026-01-15

にしな、が好きすぎる
FM802から、Spotifyの「AI専属DJ」へ。にしな、川谷絵音、m-floを繋ぐ “スマートシャッフル” な音楽生活
3. 本文原稿
最近、「にしな」というアーティストに強烈にハマっている。
彼女の歌声には、独特の中毒性がある。どこか気怠げで、でも芯があって、夜の部屋に一人でいる時に妙に寄り添ってくる。J-POPのど真ん中にいるようで、実はもっと深い音楽的なルーツを感じさせる。彼女はい今、まさに国民的なスターになる直前の、一番「美味しい」位置にいると思う。
ふと気づいた。僕が惹かれる音楽には、明確な共通点があることに。 川谷絵音(indigo la End、ゲスの極み乙女)、m-flo、そして今回の「にしな」。
一見バラバラに見えるかもしれないが、ここには確実に一本の線が通っている。それは「コード進行の洗練さ」と「都会的なグルーヴ」だ。 いわゆる「ネオ・シティポップ」や「オルタナティブR&B」と呼ばれる領域。ジャズやブラックミュージックのエッセンスを吸い込んだ、少し複雑で、色気のあるJ-POP。僕はどうやら、この「夜のドライブ」が似合うような音に、抗えない魅力を感じてしまうらしい。
昔は、こうした新しい音楽との出会いは「ラジオ」がすべてだった。 特に関西に住む音楽好きにとって、FM802の存在は絶対的だった。「ヘビーローテーション」に選ばれた曲は、有無を言わさず耳に入ってきたし、DJの言葉が次のトレンドを作っていた。僕らの音楽センスは、802に育てられたと言っても過言ではない。
けれど今、僕の生活からラジオやテレビ、YouTubeの音楽番組は姿を消した。 代わりに台頭したのが、Spotifyだ。それも、ただ再生するのではない。「スマートシャッフル」という機能をフル活用している。
これが面白い。かつてのラジオDJが不特定多数に向けて選曲していたのに対し、SpotifyのAIは「僕専用の専属DJ」として振る舞うからだ。 「m-floのこのビートが好きなら、この新人の曲も好きでしょう?」 そう言わんばかりに、AIは絶妙なパスを投げてくる。知識として知っている曲だけでなく、名前も知らない、でも確実に僕のツボを突いてくる曲が次々と流れてくる。
僕のやることはシンプルだ。 AIがDJとして流してくれた曲に対し、「これはいい」と思ったらお気に入りに入れ、さらに「ジャンル分けフォルダ」へ放り込む。ただそれだけ。
この作業は、自分だけの最強のラジオ局を開局していくような楽しさがある。 「夜用」「ドライブ用」「集中用」。フォルダに溜まっていく曲たちは、AIのアルゴリズムと僕の感性が共犯関係を結んで集めた、純度の高いコレクションだ。
ラジオから流れてくる偶然の出会いも素敵だった。でも、テクノロジーが僕の好みを学習し、その深淵まで連れて行ってくれる今のスタイルも悪くない。 にしなの『ヘビースモーク』を聴きながら、次はどんな曲がレコメンドされるのか。
この記事は note.com から KTBLOG に移行されました。元記事: https://note.com/famous_prawn2009/n/n893d472cdbf7